そらいろカウンセリングルーム  

カウンセリングあれこれ


私自身のこと
26年9月
私がカウンセリングを学んだきっかけは実の母親との確執だったのだろうと今では思います

カウンセリングを学ぶということは、自分自身を知るということでもあります

当時は仕事に活かすために学んでいるのだと、仕事の領域にもっていこうともっていこうとしましたが、どうしてもプライベートな領域に興味・関心がひきこまれ、ついに蓋が開いちゃったんですね

ずっと、見ようとしていなかった心の問題の蓋が

母にみとめてもらうために必死で優等生を演じていた自分

母が本当はやりたかった職業に就いて認めてもらおうとした自分

自分の幸せを考えて動いているつもりなのに、実は母の幸せのために生きている自分

母の満足度に一喜一憂し、自分の心はどこかにいってしまっている日々

傍目には仲良しの母と娘 親孝行の娘を演じる自分

自分の人生が、自分のためのものではなく、母のためのものにすりかわっていたことに気づいた時の混乱・怒りはすさまじいものでした

「自分がこんなふうになったのは親のせいだ」

たしかに、親の育て方も要因のひとつではあります
(あくまでも、様々な要因のひとつでしかありません。これは自分自身が母親となり、カウンセラーとして、母親として現代の育児環境を見つめたときにあらためて親だけに責任があるのではないと痛感しました)

でも、同じ環境でも同じ生き辛さをもたない人もいます

半分はそう受け取った自分の責任でもある

親のせいにしていてもしかたがない

心理学を学び、自分自身を癒す旅が始まりました

一緒に旅をしませんか

旅は続くよどこまでも
26年10月1日
心理学を学んだら、心の問題が全て解決されて幸せになって、人生楽に生きられそうな気がしますよね

たしかに、今は母親との確執もずいぶん解決されたように思います

でもね、長い間に慣れ親しんだパターンがそう簡単になくなるわけではありません

時々、あー、またやってるよ・・・ということがあります

きっとこれからも「まただ!ちくしょー!」な瞬間があるかもしれません

でも、わきあがるモヤモヤした気持ちやイライラがどこからやってきているのか知っているということは、そうでないときよりも安心して生きていられます

転んでも、起き上がる方法を知っている状態です

時々、転んで起き上がれなくなっていることもあります
転ぶのが趣味なのかと、自分ってマゾだなあ・・・と思うこともあります

ダメな自分のダメな部分を抱えて生きていくことを受け入れられるようになっていく旅の最中といえばかっこいいか・・・な

一緒に起き上がって、空を見上げてみませんか。
自分の好きなことって何?
26年10月13日
トップページにも自作の絵をのせていますが、私は絵をかくことが子供のころは好きでした。

今は苦手です。

市や府の美術展に入賞するとか、周囲の大人の期待が重荷になってきた頃から、段々嫌いになっていったのだろうなあと、今は思います。

そんな私ですが、絵を描くこともあります。

娘の保育園デビュー用の絵本です。
今日は保育園の日だとわかると、めそめそ泣きだす娘にどうしてやったらいいのか・・・と悩み、大好きな絵本にして説明することにしました。

絵本のおかげで、毎回にこにこ・・・とはいきません。(がっくり?)
でも、「保育園の絵本」と言って親しみを持ってくれただけ、よかったかなあ。

ちょっと保育園に慣れてきた頃に、また不安な表情をするようになりました。
チックの様なしぐさも見られます。

こりゃ、ストレスたまってきてるかも・・・と「泣いてもいいんだよ」と優しく声かけをしました。

そうしたらですね

「泣かないんだもん!がんばるんだもん!」と、娘におこられました。

娘なりにがんばりたい、がまんするんだという気持ちを持っていたんですね。
今を乗り越えて、がんばったという誇りを勝ち取りたかったんですね。

とかくストレスは悪者になりがちですが、向き合って、乗り越えた時、人は成長するんですよね。

これは、悩みでもそうです。

だれかに解決してもらうのではなく、自分で乗り越えた時に、ひとまわり成長した自分に出会えます。
でも、ひとりでは大変だから、相談したり、見守ってくれる人が必要です。
それは、身近な人であったり、カウンセラーの役目です。

これは娘に悪いことしたなあと反省し、二作目の絵本を描きました。

絵本はアマゾンに「きょうはほいくえん」「なかないもん」というタイトルで置いてます。
興味のある方は読んでやってください。

ここまで書くと、絵本をきっかけに絵を描く喜びを思い出しました!という感動的なくだりを期待しますが、「まあ、楽しかったかな・・・」ですね(がっかりですか?)

以前はとても好きだったことが、今は楽しく感じられない時、それは今の自分にはあっていないのかもしれません。別の楽しみを本当の自分は求めているのかもしれません。

人は生きていく中で成長し、どんどん変化しています。

今の自分を知って、楽しく生きてみませんか。